長い人生でいつまでも記憶に残る言葉がある。
新しいことをやろうとした時、思い出す言葉がある。
会社生活で、営業から総部畑に異動した職場の上司の言葉である。
「知恵を出せなければ、汗をかけ」と「良きに図れ」言われたことである。
初めての職場で何もわからなかった自分には、汗をかくことしかないと
何にもチャレンジした。
この上司のお陰で仕事も覚え、人間関係も構築でき、自分にも
自身が付いたことを覚えている。
自分の成長に大きな影響を与えたくれた上司であった。
この上司とは、2年の付き合いであったが、私は一番尊敬していた。
その後は、同じ事業所で働くことは無かったが、二つの言葉は
今も生きている。
ある団体の役員を仰せつかっているが、間もなくその仕事も終わるが
業務遂行に当たっては、常にその言葉があった。
残り少ない人生をどのように生きたら良いか、時々考える。
今更、汗をかく仕事も無いし、判断を要する事柄も無い。
それで良いと思うことが幸せなのかもしれない。
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