93歳の画家

県水彩画展を友人と見学に行った。

この中で特別会員賞を受賞した作品があった。

この作品のどこが入賞理由なのか、私だけでなく何人かが

疑問を持ったようであった。

事務局の方の説明があり、この作者は93歳になる女性で、永年描き続けたことに敬意を払い入賞したとの事でした。

20~30号の作品を描くことは簡単では無い。

毎年出展すること自体、大変なエネルギーを要する。

「継続は力なり」と言う言葉があるが簡単なことではない。

継続するには、大変なご苦労や何らかの犠牲を払ったかも知れない。実情がわからないだけに頭が下がる。

自分も水彩画を始めて約15年経つが、やめたいと思ったことは

何回もあったが、やめたら二度と絵を描くことが無くなるのではと思い継続している。夢は友人と個展を開くことであるがーー。