全身性障害者ガイドヘルパー養成研修に参加

昨日から市内施設で、県健康福祉部主催の全身性障害者ガイドヘルパー養成研修会が開催された。

冒頭県職員から、身体障害者の実態の説明。

 

障害者基本法による障害者とは身体障害、知的障害、精神障害を言う。

令和4年3月末時点での身体障害者は、県下で約12万人、30人にひとり障害者がいることになる。

内訳は、肢体不自由者が、約58000人、内部障害者が約44000人(内部障害者で一番増えているのが人工透析者だという)

町内にも人工透析専門のクリニックが今年オープンしたばかりである。

知的障害者は、約37700人、精神障害者は約59000人、この内通院者が約54000人。

合わせて、約21万人近くが何らかの障害を持っていることになる。

この人数は毎年増加している。と

私もオストミー協会の役員として、県からの要請に基づき、排泄に係る項目について、40分程説明させて頂いた。

参加者は大部分が介護福祉士の資格のある方、十分の知識を持っている方ばかりである。

ただ、ストーマ装具の交換等については、ほとんど経験のない方が多く具体的な話になると大変興味深く聞いて頂いた。

現実問題として、オストメイトも内部障害者であり、オストメイトの実態等を理解して頂くには大変良い機会だったと思った。