碁会所では一般的な会話は少ない。
対局に関する話が主で、個人的な話は稀である。
このため、対局者の経歴など話す人はあまりいないが、
今日は対局終了後、93歳になる方を自宅まで送った。
普段は高齢な奥さんの送迎で碁会所に来ている。
車中での会話「私は93歳になる。」
顔立ちから80代中頃と思っていた。今日、初めて知りビックリした。
「毎日熱燗のお酒を一年中飲んでいる。
酒が飲めなくなったら、その時は死ぬ時だと。」
元学校の教師、飲酒は60年以上、お酒と囲碁が一番の楽しみ。
1週間のうち、最低4日は碁会所に来ていると。
運転免許証も保持しなかったとのこと。
90代で毎日、碁会所に通い、夜はお酒を嗜む生活ができる人は
多くはいない。
この人のようになれるかは分からないが、趣味とお酒を楽しんでいるのが
長生きの根拠となっているのかな思った日でした。
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