訃報欄に先輩の名前が

訃報欄に現役時代の先輩の名前が時々出てくる。

それを見ると、現役時代のことを振り返ることが多くなった。

 

入社する前の事前研修、配属先の伝達、入社式の日が慰安会、

入社早々虫垂炎で10日ばか入院、配属先が不満で自暴自棄に

なったことや人間関係で大変な思いをしたことなど良いことや

悪い出来事など色んなことがあった。

何故かわからないが、いろんな場面が昨日のよう目に浮かぶ。

無事定年を迎えることができたのも、お世話になった先輩、

上司等のお陰だと改めて痛感する。

特に上司の言葉で思い出されるのは、「知恵を出せないなら、

汗をかけ」、「自分が良かれと思ったらやれ」という言葉だった。

この言葉をかけてくれた上司はもう亡くなられてしまった。

人生いろんな場面で、いろいろな言葉で救われたり、決断したり

また、くじけたりする。

ひとつだけ上司からの人生訓を守れなかった事がある。

その言葉を忠実に実行していれば人生が変わったかもしれない。

過去を振り返ることはナンセンスだとは思わないが、自分の足跡を

振りかえながら、今後の生き方の資にしたいと思う。