自転車での散歩中に「アートカゲヤマギャラリー」に立ち寄った。今週は、元県水彩画協会の会長をやられた方の「紙芝居の絵」が展示されていた。
タイトルは、牧ノ原台地の開拓士の話と江戸時代に度重なる災害で年貢を納めることが出来なくて、時の名主が
お上に年貢の減歩を申し出て、最後は首をはねられるまでの
実話の絵と語り部が掲出されていた。
この絵と語り部をみて、子供の頃に思いを馳せた。
紙芝居を観るために水飴を買うお金を貯め、月何回かくる紙芝居の叔父さんと物語に夢中になっていたような気がした。
TVも映画も無かった小さな子供の頃は、紙芝居屋さんがくるのが本当に楽しみだった。
この紙芝居的な水彩画を観て、市民の多くの方に観て頂くように、公民館または文学館に常設すれば良いのにと思った。
ひと時ではあったが、久し振りに紙芝居を観て幼少の頃に帰った良き日であった。
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