定年後 10年目に入る

定年後、10年目にはいった。

この間に、がんを患い、母親の死と色々な事があった。

 

以前、皆さんは定年後どのような生活をしているのかと?

とても気になった。なにもしていないと、自分だけ取り残されているのではないのか? また、仲間はずれになっているのではと?

今は何故か、他人の事は気にならなくなった。

自分の趣味は、このブログにも書いてあるように、囲碁、水彩画が主であるが、好奇心が強いので、色々とやってみたいことは多々あるが、そんなに頑張らなくても良いのではと言う人もいる。

同じ町内会の方や元会社の先輩・同僚等は、一部の方を除き、どちらかというと、家庭菜園と町内会行事に参加する等特別なことはしていない。

 

 人間、社会との関わりが少なくなったり、自分の存在感を出せなくなったりすると不安を感じるという。自分もそのような時があったし、そのことは良く理解できる。

定年後でも、社会の一員としてその存在感を何時までも持っていたいと、頑張っている人も多々いるが、年齢を重ねれば、何時かそのモチベーションも薄れてくる。年を取れば、それが自然である。

 

自分が一番気を付けているのが、暇でなにもすることが無い生活を送らないようにする事である。

この事がストレスをためないことに繋がり、健康の源と思っている。

趣味の会に参加出来なくなっても、夫婦で買い物に出かけたり、散歩したり、食事を作ったり、TVを観たり、特別なことがなくても穏やかな生活がおくれれば最高である。

 高齢になると自己中心で、わがままになると言うが、それで良いと思う。但し、社会にご迷惑をかける事だけは慎もうと。

何時までも、自然体で健康に過ごせるようになりたいものである。