がんセンターでの治療が終る

今日は静岡県がんセンターでの定期検査の日。

結果は異常なし。担当医から、7年10ヶ月、もう良いでしょうとの事。

これで、がんセンターとの関わりも基本的には無くなった。

平成13年12月15日、がん宣告。

平成24年2月29日入院、3月2日手術、3月20日退院、2年間は3月毎に、その後3年間は半年に1回、最後の3年は年に1回の検査に出かけた。

その頃のことを思い出すと、転移が無いように、と 祈りながら、ビクビクして、病院に通ったことを思い出す。本当につらい月日だった。

家内にも大変迷惑を掛けた。

 

今日も大勢の患者がいる。10時時点で、採血者のナンバーが350人を超えていた。本当に大勢の人ががんに罹患しているのが、わかる。

しかし、患者の顔はそんなに難しい表情の人はいないような気がするが、

手術して、開き直ったのかも知れない。

がんを宣告された時の気持ちは、その当事者と家族しか分からない。

がんになって,仕事を失った人や家族との関係が壊れた人など、表面に出ていない大きな問題は沢山ある。

 

二人に一人ががんになる時代。

尿一滴、血液一滴で、早期発見できるのも至近年との事。

1日も早く実現し、悲しむ人を一人でも少なくなればと望むばかりである。