先週にNHk特番で、認知症の症状を遅らせる治療薬を開発した人のドキュメント番組があった。
高卒で就職し、化学式も良く解らないまま仕事をしていたが、これではダメと、夜間大学に進み勉強卒業。
そして、母が認知症になり、介護をしながら治療薬の開発に努めたが、母親は治療薬が出来る前に他界。その死を境に、必ず治療薬を開発すると再決意、そして治療薬を開発する。との番組であった。
2025年には65歳以上で5人に一人が認知症になると予想されている。あと6年後である。
自身もその対象者である。
認知症にならないための生活の在り方等が、色々とTV番組や情報誌で報道されている。
趣味を持つ事、友達との交流が大切等々。
しかし、外出出来る人や近所に友達がいる人はよいが、それが出来ない人は、当然、人間関係が疎かになる。ましてや、連れ添いが亡くなった人は尚更だ。
身体に自由がきかなくなればなるほど、近所の人との交流が認知症に、大きな影響を与えるのではと思うこの頃である。先週の日曜日に町内の運動会があり、ある先輩と話をし。
その人は92歳でも、肌つやも良く、すごく若々しくて、とても90歳台には見えない人だった。
日課は、野菜を作り、自宅で無人販売、毎日、車で野菜の出来具合を見に行っているとのこと。
その人は言う。何も目的の無く生活している人はすぐ老けて、ぼけると。
自身、今は、趣味の囲碁は焼津市に、水彩画も車で出かける。ボランテイアを少なからずしている。
町内会の付合いもそれなりに参加している。
今の生活が続けば、ボケないのではと、自分に言い聞かせている。家系のボケた人はいない。
前記した治療薬も、認知症が進行を遅くする治療薬で絶対的なものでは無い。
認知症が治る治療薬が出来れば、日本の社会制度も根本的に変わり、財政も良くなる。
一日も早くそのような薬が開発されることを望むばかりである。
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