ベートーベン交響曲第5番ハ短調運命

1昨日、市民会館にて、ふじの花交響楽団の演奏会を聴きに行った。

入場料は格安の1,000円。

運命を聴くのは5年ぶり位。静岡市のグランシップ中ホールで。

この時も入場券が安かったことを覚えている。

第1楽章から、第4楽章まで、約30分と長かったが、とても良かった。

いつも思うことは、同じ楽団の一員でも、メロデイを奏でる主役の方と

脇役の方がいる。脇役の方の出番は、ほんの少ししか無いが、全体を把握していなければ、脇役の努めも出来ない。なぜ、その楽器を選択したのか、自分の意思なのか、それともそれ以外の理由なのか?

ただ言えることは、その脇役がいなければ、その曲は成立しないという事だ。社会にも同じ事が言える。華やかな仕事もあれば、3Kのような厳しい仕事もある。3Kの仕事をして頂ける人がいなければ社会は成り立たないことだけは事実である。3kの仕事をしている方に感謝しながら生活しなければならないのはもちろんであるが、労働者不足が言われる今後の日本社会において、3Kをしてくれる日本人がいるのか不安である。