知恩院の除夜の鐘を思い出します。

大晦日になると思い出すのが、知恩院の除夜の鐘のことです。

ガン術後の翌年の平成25年に「知恩院の除夜の鐘」を打つ

ところを観たくて、京都に行きました。寒い大晦日だったことを

覚えています。

20時前に黒門前に行くと、すでに数百人が並んでいました。

22時頃に、鐘楼があるところまで誘導されました。この場所には、

300人程度が入れ、順次交代することになっていました。

22時37分に第1打が打たれましたが、その迫力、歴史観に

感動した事を覚えています。

 

ガン闘病中ですが、ここまでこられたことに感謝し、引き続き

健康で過ごせるよう祈願しました。

 

鐘には子綱が16本、親綱が1本あり、17人の僧侶が持ちます。

撞く数は私たちがもつ煩悩の数、108回ですが、108回

連続で撞くわけではありません。
お経を唱えながら、子綱を持つ17人の僧侶や鐘の周りにいる

僧侶たちが綱を何度か引いて一打の準備に入ります。

そして、子綱を持つ僧侶たちが「え~い、ひとーつ」と掛け声をすると、

鐘側に背を向けた親綱を持つ撞き手が「そ~れ!」という掛け声とともに

綱にぶら下がり、体全体を使って懇親の一打を撞きます。この一打を

約1分間隔で108回行われるのが知恩院の除夜の鐘です。

 

今 除夜の鐘も、騒音問題で鐘を打つことが出来ないお寺も多々あるとのこと。

日本古来からの伝統が少しづつ無くなってしまし寂しい限りです。

私の住んでいる町内でも、10年ぐらい前までは、住民こぞって除夜の鐘を

打った事が遠い昔のことのように思われます。

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コメント: 1
  • #1

    大江修平 (水曜日, 02 1月 2019 16:42)

    やっと開くことができました。
    時々アクセスしてみたいと思います。
    年賀状のやり取りは今年で終いとしましたが、それ以外のお付き合いはこれまで以上にお願いしたいと考えています。
    従兄弟会、岡部で取りまとめてください。期待してます。